結婚すると夫か妻のどちらかの姓に変更する、と言うのが日本では従来から行われてきています。
現在では夫婦別性と言うのも増えてきていますが、現時点の日本では法的にはまだ婚姻していない状態です。
ただ、ここで2つの言葉が出てきたのをご存知ですか。
それは「結婚」と「婚姻」です。
どちらも同じ意味として扱われる事も多い言葉ですが、実は少々違っています。
先ず婚姻は、婚姻届を出した状態の事、つまり法的に夫婦と認められている状態の事を言います。
じゃあ結婚は、と言うと、これは2人が夫婦になった状態の事を言います。
つまり、まだ入籍していなかったとしても、2人が「結婚しました」「夫婦になりました」と宣言すれば、もうこれで結婚したと言う事になります。
同じ様な意味合いの言葉は日本語にも沢山あり、なかなかその違いが分からないと言う事も少なくありません。
しかし法的な拘束力があるかどうかなどでも使う言葉が違って来るので、その言葉の違いを良く理解してみるのもなかなか面白いのではないでしょうか。